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アクセス解析を活かすコツ – 初歩編

2020.05.18 運営管理 マーケティング

Webサイト(ホームページ)を運営している企業では、ほとんどと言っていいほどアクセス解析を導入されているのではないでしょうか。当社で制作しているサイトでも全てと言っていいほどアクセス解析を導入しています。

その中でもGoogle社の提供するGoogle Analyticsは無料で利用できるため、多くのサイトで利用されていると思います。一方で、無料のためか、アクセス解析を実際に活用している企業は意外と少ないのではないでしょうか。せっかくデータを取得しているのに活用できていない企業がとても多いように思います。実際のお店に例えると、来店者のデータは取得している。POSレジで商品ごとの注文データも取得している。どの店のどの時間帯にはどんな商品が多く売れているかというデータも取得している。ただ、それを経営には活用していない。例えるとそんな感じでしょうか。

・見てはいるけど…
・よくわからない…
・制作会社が設置してくれたけどログイン情報が分からない…

こんな話も聞きます。

何のためにアクセス解析をするのか

おそらく、この「何のためにアクセス解析をするのか」という目的意義がはっきりしていないために、なんとなく導入したけど活用していない。ということになってしまうのではないでしょうか。Webサイト(ホームページ)を制作して業績を伸ばそう、売上を伸ばそう、お問い合わせ獲得数を増やそうということで企画し、制作しますが、そこから先に進みきれていない企業も多いのではないでしょうか。

PDCAのP(Plan:計画)D(Do:実行)で終わってしまう。

業績を伸ばそう、売上を伸ばそう、お問い合わせ獲得数を増やそうと思って実行してみたけど、「で?実際どうなの?」というC(Check:チェック)と、「では今度はこうしてみよう!」というA(Action:改善)まで回っていない状況だと思います。

特に当社のお客さまの場合は、専任のWebマーケティング担当というよりは、通常業務と兼任されている担当者様が多いため、多忙のなか、実行後は日々の通常業務に流れてしまうという例が多いように思います。

具体的な目標を立てる

何のためにアクセス解析をするのかを明確にしたら、次に具体的な目標を立てます。当社には「具体的な高い目標を立てる」という指針があります。そこには次のように書かれています。(一部抜粋)

目標を立てる上では、具体的で、かつ高い目標を立てる必要があります。具体的でなければ、必要な行動や自分が果たす役割を名確認することができませんし、低い目標は自分を成長させません。(以下省略)

具体的な数値目標を立てることで、現実と理想の差異もはっきりしますし、そのために、具体的な改善策を考えやすくなります。差異が大きければお大きいほど、改善策も一つではなく、複数の改善策・アクションプランが必要になってきます。

この改善施策の繰り返しの中で、ユーザーの傾向や反応の良い施策などが少しずつ見えてきて、PDCAに勢いがついてくることになります。今回は、当社でも活用しているWebサイトの運用計画の予実管理に使用する「Webサイト運用計画・計画推移管理表」を無料配布いたします。ぜひともアクセス解析情報を活用して、みなさまのビジネスの成長発展に役立てていただければと思います。

Webサイト運用計画・計画推移管理表 無料ダウンロード

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吉田 寛

株式会社アリスタイルの代表。得意分野は、お客様のビジネス理解力と、それをベースとした企画開発力です。主にBtoBビジネスのお客様のマーケティングとマネジメント分野の成長・改善をITでお手伝いします。

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